“UKメロディック”という言葉を生み出したのはSnuffだと思っています。
Snuff以後の日本のパンク・シーンでの彼らの曲名やアルバム名などに因んだ名前を持つバンドの多さや、
数多くのイギリスのアンダーグラウンドなパンク・バンドを日本に紹介する事に
一役買ったレーベルが“Snuffy Smile”である事などが、それを物語っているのではないでしょうか。
(ちなみに、“Smile”の部分はThe Sectの曲名からだそうです。こっちの部分もSnuffの曲からの引用だと思ってた…)
Snuffが1991年に解散するまでにリリースした初期の3枚のアルバムは、
どれもこれもが魅力に溢れた素晴らしい物ばかりです。
特に「Reach」は、そのエッセンスが凝縮されたアルバムだと思います。
解散後、メンバーはそれぞれのバンドでプレイし、様々な紆余曲折を経ての再結成から早10年、
現在となっては、オリジナル・メンバーはVo/Drのダンカンだけとなってしまいましたが、
彼が持つ独特のメロディセンスや、思いっ切り単純なコード進行で押し通すスタイルは何ら変わっていません。
特にオススメしたいのは初期の方ですが、お気に召した方は是非、FAT以降や最近のSnuffもチェックしてみて下さい。
“FAT以降や最近のSnuffなんてクソだよ”と言う方もありましょう。
確かに、シングルがHPからのダウンロードのみでしか購入できない事や、
昨今のダヴ(レゲエにおけるリミックスの手法の1つ)への傾倒には首を傾げざるを得ませんが、
それでも届けられる音源の中の曲には、やはりどこかにSnuffらしさを感じる事が出来る訳で。
まだまだSnuffから目を離したくないし、ここまで夢中にさせてくれたんだから
どうせなら最後の最後まで見届けてやろうといった思いがあるんですよ、ええ。
(2005年02月03日)
Album…P01/P02/P03
Snuff Said... |
Flibbiddydibbiddydob |
Reach |
Kilburn National 12/11/90 |
Demmamussabebonk |
Potatoes And Melons At Wholesale Prices Direct to You The Public |
Potatoes And Melons Wholesale Prices Straight From The Lock Up |
Caught In Session |
Tweet Tweet My Lovely |
Oishie Deh/In The Fishtank |
Numb Nuts |
Blue Gravy: Phase 9 |
Kiluburn National 27-11-90/Caught In Session |
Disposable Income |
Greasy Hair Makes Money |
Live 99-03 |
Six Of One, Half A Dozen Of The Other 1986-2002 |
Not Listening |
1990 Tour Flexi |
Cubical |
That's Fine 12" |
That's Fine 7" |
Live EP |
100% Recyclable Punk |
Christmas |
Long Ball To No One |
Do Do Do |
Gandara And Friends |
Nick Motown |
Schminkie Minkie Pinkie |
Yuki |
In The Fishtank |
Oishie Deh |
Ausralian Tour |
Down By Yurr |
What's In The Pasties |
Sweet Days |
Vs Urban Dub |
Blue Gravy: Dub Versions |
Chocs Away |
Innaface |
Lovers Concerto |
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