Ran

初期のLeatherfaceのような音を鳴らすバンド。
いや、LeatherfaceよりJesseに近いかも。
渋いという表現がピッタリと当てはまるのですが、
それは裏を返せば地味であるという事でありまして、
その辺りが中古で投げ売られている原因なんでしょうねぇ。

Boss Tuneageからアルバムを出す予定もあったのですが、
結局、そのアルバムがリリースされる事はありませんでした。
題名は「Beautiful Songs For Ugly Children」。
当時のBoss Tuneageのサイトに曰く(ちょっぴりうろ覚え)、
“この美しい音源を世に出せなかったのは遺憾を極める。
いつの日か、何らかの形でリリースが出来れば…”と 。
Boss Tuneageのサイトがリニューアルされた事によって
このページが閲覧出来なくなってしまったのも一層の切なさを誘います。

Snuffy SmileからリリースされたEPは、そのアルバムの4曲をカットした物だとか。
このセルフタイトルのEPは結構前にリリースされたんですが、
現在でも、まだ新品で購入が可能だと思います(2005年10月現在)。
しかし、そんなに売れ残るほど酷い内容かなぁ。余りにも過小評価されていませんか?
個人的にはイントロが印象的な「John Says」辺りは音が力強くなっていて、
SnuffyからリリースされたEPのバージョンの方が好みだったりするんですけど。
(2005年10月10日)


Little Tasmania(7":Shazbot)

01.A Time To Dream
02.Mussolini's Head
03.John Says
04.A Transient Dick

Ran(7":Snuffy Smile)

01.John Says
02.Blue Sky
03.A Transient Place
04.Bread