Pinto
ポップパンクとメロコア、そしてエモーショナルの絶妙なるバランス。
Broccoliとのスプリットでは体の芯から痺れるような2曲をアルバムからカット(*)。
このスプリットでは完全にBroccoliを食っている感すらあります。
Gamefaceとのスプリットでの2曲目「A-Song」は、
Samiamを思わせるイントロから引き込まれる事間違いなしの佳曲。
アルバムの方もV.A「The Best Punk Rock In England, Man」で
完全に耳に馴染んだ曲「Please Don't Go」をラストに持って来る辺りが心憎い。
(*)Broccoliとのスプリット7"は'98年のリリースであり、
アルバムの方は'97年にリリースされた物であるという記述が
それぞれの音源のクレジットにあったため、それに拠った物です。
自分としてはBroccoliとのスプリットの方が先だったんじゃないかなぁと思うのですが。
以下の音源の他には、SpeedpwaxのTour 7" EPにて
ポップパンクの雄、Parasitesの名曲「Refuge」をカバーしています。
このV.Aには、他にDouglasとGamefaceが参加。
それぞれがカバーした曲はJawbreakerの「Boxcar」と、Cindy Lauperの「Time
After Time」。
Gamefaceが演奏したのは、そう、Hooton 3 Carがカバーしたのと同じ曲です。
さて、以前にPintoのウェブサイトを発見して大喜びした事があったんですが
その時には、まだトップページしか作成さられておらず、
しかし、それでもPintoが当時まだ活動していた事を嬉しく思ったのも束の間、
そのサイトは自分が与り知らぬ所でネット上から削除されていたのでした。
さすがに、もう解散しちゃっているのでしょうか?
現実的に考えれば、そうであると言わざるを得ないんでしょうけど、
Fishtake→The Takeみたいに名前を変えて活動を続けてくれていれば嬉しいのに。
(2005年12月25日)
Doughty Road(CD:Phoenix Arizona Limited)
01.The Sound Of Racing Trains
02.Betcha
03.Sunseeker
04.Fuck Off Shit Hot
05.9X
06.Loserville
07.Summer Blues
08.Down Again
09.Apples
10.Five And Counting
11.Time Waster
12.Please Dont Go
Split With Broccoli(7":Speedowax)
01.Fuck Off, Shit Hot (Pinto)
02.Five & Counting (Pinto)
03.The Tens (Broccoli)
04.Defence (Broccoli)
Split With Gameface(7":Speedowax)
01.Trading Places (Pinto)
02.A-Song (Pinto)
03.Somebody Save This Boy (Gameface)
04.Chasing The Sun (Gameface)