2005年に奇跡の来日を果たしたLeif Ericsson。
バンド名は、1000年前に北欧から北米(カナダ)へと海を渡ったという
伝説が残っているバイキングの英雄からでありましょう。別名、“幸運なるレイフ”。
コロンブスがアメリカに辿り着いたとされる500年も前の事です。
で、これって実はリーフ・エリクソンではなく、レイフ・エリクソンと読むのが正しいみたいです。
…なーんて偉そうに書きましたが、自分も今回のUPにあたって
色々と調べるまでは、上記のような事は全然知らなかったんですよ。エヘヘ。
それに、来日したメンバーにもリーフ・エリクソンで通じていた事と思いますよ。
昔はイギリスという単語も“英吉利(えげれす)”と言って通じたんですから。
いや、エゲレスの方が良い発音っぽいかもしれないですけど。
まぁ、ほら、BlewもBlowの過去形、即ち“ブルー”ですし、
重複という字は本来“ちょうふく”と読みますが、
現在では読み方を間違えて使う人があまりにも多いために
PCで“じゅうふく”とタイプしても正しく変換されますからねぇ。
大事なのは、そこに共通認識が存在する事なんだと考えております。
そして、リーフ・エリクソンという読みで認識が一致している所を
今回の記述で覆そうなんて意図は、自分には一切ありません。
多分、これからも彼等を指す時にはリーフ・エリクソンと発音する事でしょう。
今回のは只のちょっとした豆知識として記述しただけなんですけど、
それにしては字数を使い過ぎた気がしなくもありませんですね。
CrackeからリリースされたMilloyとのスプリットに収録の「Red With Mine」はノリノリの佳曲。
Milloyとのスプリットを出した後にはインターバルを置きましたが、
その間に密かに録音されたデモの曲には「Chlamydia」など、良い曲も多いし(題名はアレだけど)、
全曲が正式なリリースには未収録なままでありまして、埋もれさせるには惜しい物ばかりです。
そして、時は経ち、2006年12月に待望のフルレングスがリリースされました。
これがリリースの構想から4年もかけて作られたとあって、非常に良い出来であります。
また、2007年1月にはアルバムのリリースに併せて2度目の来日を敢行しました。
今度のTour EPでは、友人同士であるというChopperのカバーを収録。
その後には、アメリカへのツアーを行い、帰国後にex:SnuffのSouthportとのスプリットをリリース。
この音源に収録の「Fell The Gatsos」は、Leif Ericsson節全開のキラーチューンになっております。
Southportとのスプリットのリリースから程無くして解散してしまいましたが、
アルバムに収録された名曲「Gottingen」を世に出した功績は果てしなく大きいです。
(2006年03月05日 / 2011年05年23日 加筆)
Split With Beecher(7":At The Deep End)
01.Thousand Lakes (The Leif Ericsson)
02.Sleeping With My Friends (The Leif Ericsson)
03.Malfunction (Beecher)
04.Exceotion (Beecher)
Split With Milloy(CD&LP:Crackle/Hermit)
01.Karleby (Milloy)
02.Taylor Made (Milloy)
03.Snowblind (Milloy)
04.Backwards In Coming Forwards (Milloy)
05.Red With Mine (The Leif Ericsson)
06.Condition Minta (The Leif Ericsson)
07.July Nineteen Ninety Two (The Leif Ericsson)
08.Stay Away From Dave (The Leif Ericsson)
Japan Tour EP 2005(CD-R:Self Released)
01.Fetch The Noose
02.Gottingen
03.Two Thousand Lakes
04.New Age
The Leif Ericsson(CD:Bombed Out/CR Japan)
01.Fetch The Noose
02.Gottingen
03.Explode Your Heart
04.Broken Bones
05.Aquaplane
06.Twelve Years In The Making
07.Morecambe
08.Hawthorns
09.Little Pink Socks
10.Safety Measures And Alcohol Limits
11.Two Thousand Lakes
Japan Tour EP 2007(CD-R:Self Released)
01.Music 2000
02.Listening To Dugong (Makes Me Miserable)
03.Your Lack Of Faith Disturbs Me
04.Blandford
US Tour EP 2008(CD-R:Self Released)
01.The God Delution
02.Boat Dreams From The Hill
03.Safety Measures And Alcohol Limits (Accoustic)
04.GLC
Split With Southport(CD:Fixing A Hole/7":Boss Tuneage)
01.Music 2000 (The Leif Ericsson)
02.Fell The Gatsos (The Leif Ericsson)
03.Bridge Too Far (Southport)
04.Let It Go (Southport)