Gordon Gano's Army
単独7"とArt Of Undergroundからの7"で一気に名を上げたGordon Gano's
Army。
走ってる女性のジャケでお馴染みのArt Of Undergrondから
定期的にリリースされている7"シングル群に含まれている事で分かるように
イギリスっぽさと言うよりはRecess辺りのショボパンクを連想させるような音です。
そして、リリースを重ねるごと、その1つ1つで確実かつ、
着実に歩を進める彼等が放った2ndアルバムは大傑作。
従来のショボさ加減を良い感じに昇華し、近年のFlamingo 50を思わせる音で
自分達が連想するイギリスらしさを吹き飛ばす曲が並びます。
以下の音源以外にはFast Crowd Recordsからの4way Split 7"にて
こちらのみに収録の「Fading Out」でDan Padillaなどと競演。
英国らしさが希薄と書きましたが、改めてDan Padillaと並べると、やはり英国っぽい。
今後のリリースはUSのCloset Fairiesとのスプリット、
そして、盟友、Flamingo 50とのスプリットが予定されております。
この項を書いている際にはRingersが来日していたのですが(2008年10月初頭)、
Gordon Gano's Armyのメンバーからの手紙には同日にRingersと対バンする事になってて、
アレ、おかしいなぁと思ったら、それは去年の10月に行われたUSツアーの物でした。
今年に入ってからも、夏にはGhost Miceとツアーを回り、
10月現在、Lemuriaのメンバーが運営するArt Of Undergroundの招聘で
再びUSツアーを回っている最中であるそうな。
The Sect/Skimmer、Funbug/Identity、The Psuedo Hippies/Wactと
連綿に受け継がれてきたUKショボパンクの新世代において、
Flamingo 50と並んで(解散していなければTokyo Adventuresも含む)、
今現在、最も注目すべきバンドでありましょう。
(2008年10月8日)
Gordon Gano's Army(CD:At The Library)
01.Bababada (Wo-oh!)
02.Get Out Of Town
03.Country Pirate Anthem
04.The End
05.On Friday
06.Lalala
07.Another Day, Hooray!
08.Wastin' Time
09.Played For Fools
10.I Don't Care
11.How We Do Things
12.Walking In Flowers Is A Lovely Alternative
Fifty Hours(7":AARBR)
01.Fifty Hours
02.Get Up + Get Out
03.No Time No Space
04.Drift Away
Gunna Run Away(7":Art Of The Underground)
01.Gunna Run Away
02.Who You Really Are
Gordon Gano's Army(CD&LP:Art Of The Underground)
01.First Song
02.Crossroads
03.Talk
04.Russ Rock
05.1st + 7th
06.The Otherside
07.Motoreels
08.Soft Song
09.Sailsbury
10.New Rocker