Genius Freak

Leeson O'Keefeを中心としたThe Shoutのメンバーによって結成されたバンド。
下のEPは91年の初めにリリースされた物なんですけど、
音源を出したレーベルでは未だに入手可能となっています(2005年12月現在)。
しかし、音の方はThe Shoutと何ら変わらぬ愛すべきB級メロディック。
The Shoutの1stよりも曲が良いし、2ndよりも音が良い。うん、完璧じゃないですか。
EPのリリース後はイギリス中を回ってライブをしたみたいですが
バンドのリーダーであり、フロントマンであるLeeson O'Keefeが
93年にはThe Popes(The PoguesのShane MacGowanによるソロ)に参加しているのを見ると
やはり、このGenius Freakも短命に終わったバンドであると考えるのが妥当と言えましょう。

上記のThe Poguesはアイリッシュとパンクを融合させた、その手の音楽の巨匠的存在。
Shane MacGowanがバンドを離れた際に、その代役となったのは
かのジョー・ストラマーという逸話も残っておりますよ。
ついでに書いておくと、The Popesの方にはジョニー・デップも参加していたらしいですね。
彼(デップ)は、Oasisのアルバムでもゲストでギターを弾いてましたたっけ。
ジョニー・デップは元々が売れないミュージシャンだったのを、
ニコラス・ケイジに、オマエは俳優になれると引き込まれたとの事だそうな。
ちなみに、ニコラス・ケイジと結婚してから4ヶ月で離婚したのは、リサ・マリー・プレスリー。
その名前からも分かるように、あのエルヴィス・プレスリーの娘であり、
マイケル・ジャクソンと偽装結婚していた事でも有名な女性であります。

Leeson O'Keefeは、現在ではNeckというバンドで活躍中。
The Poguesの影響をモロに受けたアイリッシュな音を鳴らすバンドであるらしく、
NeckのバイオグラフィーではLeeson O'KeefeがB級メロディックを奏でた過去、
即ち、The ShoutとGenius Freakについては、残念ながら全く語られていなかったのでした。
(2005年12月17日)


Whose Body Is It Anyway?(7":Damaged Goods)

01.Frustration!
02.Whose Body Is It Anyway?