Elmerhassel
自分は、このElmerhasselが世に出した2枚のアルバムを
何度も何度も繰り返して聴いてきましたが、未だに底が見えません。
未だに聴くごとに体に染み入る感触を味わえます。
Driveのように線の細いギターを聴かせる物や、
Reverseや後期のExit Conditionのように哀愁に満ちた物、
アコースティックのナンバーでの泥臭い感じなんかはSinkを想起します。
さらには地元サッカーチームの応援歌(カバーかな?)まであったりと
楽曲のバリエーションが非常に豊かである事が何度も聴ける要因でありましょう。
そして、その節々に微かにB級メロディックを思わせる。
自分はElmerhasselを聴くと、いわゆる耶蘇教の聖典にある、
“私はアルファでありオメガである”という一節を思い出すのです。
そう、このElmerhasselこそUKメロディックの真髄なのであります。
…いや、少し言い過ぎたな。えーっと、醍醐味。うん、こっちの方が適切っぽい。
そう、このElmerhasselこそUKメロディックの醍醐味なのであります。
以下の音源以外ではV.A「Floor 81」に「Suffocated」、
V.A「Kill The Flipper With The Guitar」に「New Religion」を収録。
何だかElmerhasselがV.Aへ参加した曲には特に中毒性が高い物が多い気がします。
しかし、問題はその中毒性が結構な潜伏期間を持っているという事でしょうか。
アルバムにも収録されている曲での例えになりますが、
V.A「The Best Punk Rock In England, Man」に入っている
あやかしの名曲「Listen Up」なんかは正にそんな感じだと思います。
もしも参加したV.Aに「Almost At One」や、「Throw Silver」辺りの
一度聴いた時からグイグイと引き寄せられるタイプの曲を収録していたなら
初めてElmerhasselを聴く人が彼等に抱くイメージも変わったろうになぁ。
(2005年11月25日)
Alomost At One(7":Drive Promotions)
01.Almost At One
02.Slightly Impressed
03.Diamonds And Rust
Honour Your Partners(12":Vinyl Japan)
01.Any Cars Free
02.Tea And Sympathy
03.Water Coloured
04.Shoulders
05.Found Hidden
06.Big Yellow Taxi
Billyous(CD:Drive Promotions)
01.Dehydration
02.Nearing Home
03.Business As Usual
04.Calm And Collected
05.Bareback
06.Party Host
07.Safeish
08.Simian
09.Almost At One
10.Exposure
11.Common Flowers
12.So Long Marianne
Bonus Track
13.Slightly Impressed
14.Diamonds And Rust
15.Any Cars Free
16.Tea And Sympathy
17.Water Coloured
18.Shoulders
19.Found Hidden
20.Big Yellow Taxi
Pride In Ipswitch(7":Stagedive)
01.Grow A Beard
02.Slime Lined
03.Listen Up
Split With Six Pack(7":Bonanza)
01.Horse Drawn (Elmerhassel)
02.Bound To Fail (Six Pack)
John Wark(CD:Stagedive)
01.Positives
02.One Size
03.Spill Rate
04.Ipswich (Get That Goal):Top Right
05.Apology And Explanation
06.Throw Silver
07.Grow A Beard
08.Slime Lined
09.Listen Up
10.The Importance Of Being
11.Horse Drawn
12.Swann Street