Driveway Speeding

元Ranger Smithのメンバー3人によるバンド。
Gu/VoのJezはRanger Smithが解散した後はOhno Expressでドラムを叩き、
さらにOhno Expressが解散した後はServoにてギターを弾いていたとの事。
Ranger Smithと比較すると、ボーカルの声に大きな変化が見られ、
Driveway Speedingになってからは、どの曲も少し抑え目に歌っております。
Ranger Smithの唯一の音源であるOhno Expressとのスプリットでは
しゃがれ声を通り越してダミ声だった訳ですから、この変化は嬉しい限りです。

さて、満を持してドロップされたミニアルバム「Reasons Are Not Answers」の他にも
彼らはデモ音源の2曲、「S.T.O.L.」と、「Wrong」をバンドのHPで公開していたんですが、
こちらはアルバムがリリースされてから程無くして削除されてしまったみたいですね。
正式な音源を出した後の今だからこそ聴きたい人も増えてるだろうに。
デモバージョンの「S.T.O.L.」は、CDでの音源に比べると心持ちテンポが速めでして
ちょっと荒削りな印象を受ける物で、自分はデモのバージョンの方が好きだったりします。
このデモ・バージョンはV.A「So Quintessentially British」でも聴けるみたいですので
ダウンロードしそこねてしまった方は、こちらでチェックしてみて下さい。

しかし、このUKメロディックという言葉を体言するバンドは
以下1枚の単独音源のみで解散してしまいました。遺憾を極めます。
(2005年05月14日)


Reasons Are Not Answers(CD:Crackle)

01.Grey
02.Fallout
03.The Comforts Of Home
04.Are We In Rome?
05.S.T.O.L.
06.Cheapest Trick
07.Brand New Wall