Donfisher
GanのAndyと、ChopperのDanによるバンド。
1996年に結成され、地元のWakefieldで何度かライブをした後に
あっさりと解散してしまったのですが、その前に至宝とも言える音源を残してくれました。
しかも、フランキー・スタッブスがプロデュースした物という事で思い入れも深まります。
個人的にはCrackleの7"のリリースではベストだと思っています。
収録されている4曲全てがマスターピースであると言ってしまいたい。
しかし、1996年と言えば、Chopperはまだ活動していたし(Broccoliと共に来日したのが1996年の冬)、
GanについてもLithium Joeとのスプリットが1995年の半ばだから、まだ解散する前であるかとも思います。
そういった中で、それぞれのバンドをこなしつつのサイドプロジェクトとして
これだけのクオリティーを誇る音源を出すんだから、本当にとんでもないなぁ。
自分達のバンドの曲としてストックしておこうなどといった
ちょっぴり邪まな考えは彼らの頭の中になかったんでしょうか。
残念ながら、このEPはリリース元のCrackleに少々の在庫がある程度で、ほぼ売り切れてしまったようです。
中古では、まだ安価で見かける事もあろうかと思いますので、見つけた際には漏れなくゲットして下さい。
(2005年07月24日)
Setting New Standard In Apathy(7":Crackle)
01.Obvious
02.This Time
03.Can't Tell
04.Dodge