Left To Right : Dave (Gu/Vo), Neil (Dr/Vo), Will (Vo/Gu), Mark (Ba/Vo)

2007年に二度目の来日を果たしたThe Leif Ericsson。
メンバー全員が本当に気さくな人達ばかりで、
以前、Vo/GuのWillが、とある掲示板で“このサイトはエースだ!”と
ウチのサイトを紹介してくれていた経緯もあり、すんなりと打ち解ける事が出来ました。
その席で色々と面白い話が聞けたので、その一部を以下に記述します。
(D2=ドウドウ、ツチヤ氏=Peace Of BreadのGu/Voであります。)

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D2:Leif Ericssonって、伝説上の人物から命名したの?
Will:そうそう、北欧のバイキング。コロンブスより先にアメリカ大陸に渡ったって人。
でも、実は、Leif Ericssonって名前の潜水艦があってね。
The Beatlesの「Yellow Submarine」は知ってる?
その曲の元になったのが、Leif Ericssonって潜水艦って事らしいんだ。
D2:ChopperもBeatlesをカバーしてたね。“ヘーイ、ジュード♪”
Will:あっ、それ、日本で録音したんだよ。日本のカラオケ屋さんで(笑)
D2:そうなんだ(笑) SnuffのDuncanも、Beatlesからの影響が伺えるよね。
Dogpissの音源でもBeatlesの曲をカバーしてたし。
Will:あぁ、でも、DuncanはDogpissには、あまり参加していないよ。
あのドラムのDuncanってのは、Snuffのとは別の人で…
D2:知ってる、Baby Silver Skinsのメンバーだよね。
Will:君はBaby Silver Skinsを知ってるの? 何と、まぁ…
D2:それと、Guns 'n' Wankersで「Help」って曲があったでしょ。
アレもBeatlesからだ思われる部分があるよね(と、おもむろにメロディーを口ずさむドウドウ)。
Will:あっ、ホントだ!
D2:あと、関係ないかもしれないけど、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」って曲は知ってる?
“Ob-La-Di, Ob-La-Da♪ Life goes on bra!”(と、胸の膨らみを強調するドウドウ)。
Will:ワハハ、そりゃあ良いや!「Blah Blah Blah (ブラ・ブラ・ブラ)」も、きっと、そういう意味だよ!

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Will:Chopperのメンバーとは、すごく仲が良いんだ。
彼等の音源は全部持ってるよ。唯一、持ってなかったのがSnuffy Smileからのリリースで…
D2:Blewとのスプリット?
Will:そう! でも、こないだ日本に来た時に、ディスクユニオンの中古で買ったよ(笑)
D2:今回のツアーEPでカバーした曲、「Blandford」は、そのスプリットからだね。
ところで、どうして君達のアルバムで、Goober Patrolはサンクスリストの最後に載ってるの?
Leif EricssonとGoober Patrolの間には、何か特別な関係があるの?
Will:いや、ただのジョークだ(笑) ほら、彼等はFATからリリースがあるだろ?
それもあってか、一時期、USのバンドでもGoober Patrolを頻繁にサンクスリストに載せていた。
今回は、それに引っ掛けて、僕等も掲載したって訳さ。いや、でも、彼等の音源はグレイトだよ。
D2:(アルバムのメンバー写真を見ながら) この写真だと、君は若く見えるね。
Will:そうだろう、フォトショップで加工したからね(笑)
D2:今回のアルバムだと、2曲目の「Gottingen」が大好きだ。この題名って英語じゃないよね?
Will:うん、ドイツ語。この曲は、別れた彼女の事を歌っているんだ。
D2:うわぁ、そいつは切ないねぇ。特に、サビの“Bring the barriers down”って部分とか。
心の壁(≒バリアー)を下げてよ、か…(何だか、少しエヴァっぽいなぁと悦に入るドウドウ)。

Will:今年中に、もう1枚音源をリリースしたいね。カバー曲を中心にして。
D2:どんなバンドをカバーするつもりなの?
Will:前回のツアーEPでカバーしたBlitzに、今回のツアーEPでカバーしたChopper。
それと、Snuff、Pylon、Milloyの曲も演奏したいな。
D2:君は本番前の練習でもSnuffの曲を弾いてたよね。
Will:「Not Listening」の事?
D2:うん、それと、もう1曲。多分、再結成後の音源から。
Will:あー、「Vikings」だ! あれはチューニングを確かめるのに最適なんだよ。

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Mark:君は何処に住んでいるの?
D2:広島って所に住んでる。
Mark:じゃあ、遠くから来てくれたんだね。
広島には前回(2005年)に来日した時、Daveと一緒に3日間ほど滞在したよ。
平和公園にも行ったし、宮島にも行った。
それで、その時に海から引き揚げてたのは何だったんだろう?
D2:多分、牡蠣の養殖じゃないかなぁ(…牡蠣って何だ。あー、“Oyster”か、と辞書を引くドウドウ)。

D2:Spy Versus Spyってバンドにいたのは誰?
Mark:あぁ、それは僕だね。そのバンドではアルバムを2枚リリースした。
それと、4枚ほどコンピレーションにも参加してる。
D2:うーん、僕はコンピだと「The Best Punk Rock In England, My Friend」しか持ってないなぁ。
確か、アレってアルバムからの曲だったよね?
Mark:そう。だけど、テイクは別だよ。聴き比べてみて。
そうそう、当時、そのテイクを聴いたヨウイチ(栄森氏)が僕に手紙をくれたんだ。
でも、その手紙が届いた時には既にバンドは解散していた。
D2:コンピの中でアルバムに未収録の曲はあるの?
Mark:うん、その内の1つは、レッドツェッペリンのカバー集なんだ(笑)
D2:そいつはスゴイな(笑) ところで、君はニンテンドーは好き?
Mark:あ、バンド名の事ね(笑) そう、多分、コンピューターゲームからだよ。
20年も前のゲームなのに、よく知ってるなぁ。君は本当にアレだねぇ(笑)

Mark:Snuffy Smileは大好きなレーベルの1つなんだ。
D2:Snuffy Smileの名前の由来は知ってる?
最初は、“Smile”ってのもSnuffの曲名からだと思っていた。
それか、あるいは、Beach Boysに「Smilely Smile」ってアルバムがあるよね。
でも、両方とも違った。実は、“Smile”の部分はThe Sectの曲名から取ったみたいなんだ。
Mark:本当に? Kevinは友達だよ。彼はすごく良い奴なんだ。
Skimmerになってからは日本にもライブに来たよね。
D2:うん、Kevinとは僕も頻繁に連絡を取ってる。ナイスガイだ。
あと、FunbugとIdentityのJasonとも親しくさせて貰ってるよ。
でも、彼(Jason)は、非常にクレイジーだよね(笑)
Mark:Jasonの事はIdentityの頃から知ってるけど、確かにクレイジーだねぇ(笑)
(Funbug/Identityのベース)Steveも友達だ。彼は、すごくナイスガイだよ。

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Neil:(日本語で)僕ハ、18歳デス。
D2:君は嘘つきだなぁ(笑)
ツチヤ氏:ニール、今度のライブのMCでは“アイーン!”ってやってよ。
Neil:“アイーン?”…コウデスカ?
ツチヤ氏:そう、それは志村けんって人のギャグなんだ。
D2:えぇっと、志村けんはドリフターズのメンバーで、
The Beatlesが来日した時にはオープニングアクトを務めたんだよ。
Neil:オー、スゴイ!(と、言いながらも黙々とビールを飲み続けるNeil)。
D2:よく飲むねぇ…
Neil:いや、でも、LeatherfaceのFrankieほどじゃないよ。彼は、もはやアル中だ(笑)
ツチヤ氏:あっ、ニール。彼はミソ。Browntroutってバンドでベースを弾いてる。
彼はFrankie Stubbsのように、しゃがれた声で歌うんだ。
彼の事は、“革ジャン・デブ”って呼んでやってくれ。
Neil:革ジャン・デブ? ドウイウ意味デスカ?
D2:革ジャンはLeather Jacketでしょ。デブは…Fatって意味(笑)
ツチヤ氏:彼は、“飛べない豚”なんだ(笑)
Neil:日本のアニメーションは大好きだ。“Ponpoko”って分かる?
ツチヤ氏:もちろん!
D2:あの作品は、この辺(多摩方面)が舞台なんだよ。
Neil:あと、小さな女の子が主人公のアレ。アレは、こっちだと「Sprited Away」って題名になってる。
ツチヤ氏:ほいで、こっちの彼は、今日のライブを企画したアキラ君。
Neil:オー、「Akira」と一緒だね!
ツチヤ氏:「Akira」を知ってるの?じゃあ、カネダってキャラは?
ほら、赤くて背の高いバイクを乗り回すヤツ。
ブーン、ブーン!(と、作中のカネダと同様に暴走するツチヤ氏)。

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D2:この新曲、「Listening To Dugong」って、どういう意味?
Dave:ジョークだ(笑) 去年に解散してしまったけど、
Bombed Outのバンドで、Dugongってのがいるんだ。
D2:あぁ、彼等の1st EPは大好きなレコードの1つだよ。
その中の1曲は、Joe Ninetyもカバーしてるよね。
Dave:Joe Ninety!彼等は今、新しいバンドで活動してる。
D2:Dauntless Eliteだね。Dauntles EliteになってからはSnuffy Smileからもリリースしたんだよ。
ほいで、以前の君達のEPでは「Thousand Lakes」って名前の曲が、
今回のアルバムでは「Two Thousand Lakes」になってるよね? なんで曲名を変えたの?
Dave:ああ、それはずっと以前のEPからだね。その頃、僕はバンドにいなかったんだ。
今、ドラムを叩いてるNeilがベースで、僕の兄弟のMarkがギターを弾いていた。
現在の面子になってから、曲も新しくアレンジされて、名前も変わったって訳さ。

Dave:Reverseは知ってる? 彼等とは同郷なんだ(この日、彼はReverseのT-シャツを着用してました)。
D2:うん、すごく良いバンドだ。これは、「Stem The Slide」のデザインだね。
他にも、Damaged Goodsから7インチのEPが全部で3枚と…
Dave:Exit Conditionとのスプリットは持ってる?
D2:もちろん! Reverse、Exit Conditionの両方ともに良い出来だよね。
Dave:うわ、マジで持ってるの? 高かったでしょ? いや、君は本当にアレだなぁ(笑)
D2:Exit Conditionは、アルバムが最高だよね。えーっと…「Days Of The Wild Sky」だ!
Will:(DaveとRandom Heroesの面々に対して) 彼のサイトへは行った事がある?
Leatherface、Reverse、Exit Condition…彼のサイトには全てがあるよ!
D2:あっ、一昨日はLeatherfaceのパーカーをプレゼントしてくれてありがとう!
お礼にBroccoliの秘蔵の音源を収めたCD-Rを持って来たんだ。
Will:そいつはグレイトだ! それじゃあ、そのお礼にコレをあげよう。
(と、MilloyとPylonのバッヂを外し、そっと手渡してくれたWill。おかげでこんな感じになりました。)

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Will:僕等とBeecherとのスプリットは持ってる?
D2:うん。「Thousand Lakes」と、「Sleeping With My Friend」が入ってるよね。
Will:うわ、マジで持ってるの?…君は本当にアレだなぁ(笑) それじゃあ、Groverはどう?
D2:あー、CrackleからのEPでしょ、Jayne Doeとのスプリットでしょ。
Will:Minute Manifestoとのスプリットは?
D2:いや、それは持ってないんだ…
Will:やっと、1つ君が持ってない物を挙げられた(笑)

D2:君はBilly No Matesにも参加してるって聞いたけど?
Will:そう、他にも、Pylon、Milloy、One Car Pile-Upのメンバーが参加してる。
D2:WesというのはOne Car Pile-Upのメンバーだね。
今、彼はFrankieともバンドをしてるってのは本当?
Will:それは、Pissmopsってバンドの事だ。おバカな名前だろ?(笑)
あ、そうそう、それとDuncanのお嫁さんは日本人なんだ。
D2:Broccoliのメンバーも日本人をお嫁さんに貰ってるよね。
Will:Greameだね。彼は日本に住んでいたんでしょ?
D2:今、ScottはHard Skinの活動が忙しそうだね。
これは持ってる?(と、日本のみでのHard Skinのリリースを見せるドウドウ)。
Will:うん、昨日買った(笑)
D2:FunbugのJasonも彼等のファンだって言ってた。
だから、このCDと、もう1枚日本限定のEPを彼にも送るつもりなんだ。
Will:クールだ。Hard Skinはミュージシャンの間でも評価が高いよね。
D2:このベースのFat BobってのがSeanの事? Rugger Buggerのオーナー。
Will:そう。ほいで、ギタリストはThe 'toneというバンドにいた。
D2:それじゃあ、このJohnny Takeawayってのが、Benの事だね。
Will:…君は本当にアレだねぇ(笑)


Take it back, it's too late to say those words.