続き…

Ex-Cathedra - Tartan Material
スカを主体をしてハードコアの風味をブレンドしたバンドです。
バンド名のエクス・カテドラとは聖座宣言、または教皇座宣言と呼ばれ、
ローマ・カトリック教会の最高権力者、教皇が行使する権限で最高の位置にある物です。

Four Letter Word - Zero Visibility/A Nasty Piece Of Work
アルバムでは全作品のプロデュースをフランキーが担当しています。
もちろん2005年春にNewest Industryから発売となる新譜の方もフランキーがプロデュース。
また、このNewest Industryの日本での流通の権利を、最近、Water Slide Recordsが取得したようです。
権利を取得した後に、Water SlideのHPにてNewest Industryのバンドを一通り紹介する所でも、
Four Letter Wordは一際大プッシュされていました。当サイトでも近々の内にディスコグラフィーを紹介するつもりです。

Hooton 3 Car - Cramp Like A Fox/Danny/Driver/Drone/Spot Daylight/Split With Jesse
“LeatherfaceやDriveの焼き直しで独自性が感じられない”との批評を受ける事もある彼らですが、
改めて聴いてみると、こういった音こそがUKメロディックと言われる物の典型例で、
そのサウンドを体現していた事こそが彼らの独自性だったんだろうなぁと感じます。
こういうサウンドを持ったバンドが今のUKには少ないから“近頃のUKは元気がない”と言われるんだろうな。

J Church - Arbot Vitae
何と、J Churchのアルバムでもフランキーはプロデュースをしていました。
シングルなどを集めたコンピレーションアルバムを含めると20枚以上のアルバムをリリースしているJ Church。
フランキーがプロデュースを担当したのは、Rugger BuggerからLPがリリースされた3rdアルバムです。
CD盤は自身のレーベルHoney Bearより。LP盤とCD盤では何曲か収録曲に違いがあるようです。

Jesse - Rant/Indestructable/Handful Of Earth/Split With Hooton 3 Car/Jesse
この頃はフランキーがプロデューサーとしてノリにノッていた時期でしょう。
それを証明するかのようにJesseとしてリリースした全ての音源においてプロデュースを担当しております。

Leatherface - I Want The Moon/Do The Right Thing/Minx/Little White God
Leatherfaceが一時解散する少し前辺りにプロデュース作品が固まっていますね。
これら以前の作品ではプロデュースを担当していない事を考えると
ここら辺の時期が“プロデューサー・フランキー”として目覚めた頃だったのかなと思います。
まぁ、Leatherfaceに関してはプロデュースがどうこうじゃなくて、どれもが素晴らしい作品ですよね。

Midway Still - Life's Too Long/Slugabed
Midway Stillは1stよりも2ndの方を愛聴しております。まとまり具合が自分好みでして。
佳曲「Counting Days」も収録されてるし、最後の曲を「Good Bye」で〆る辺りも好印象。
フランキーは、その2ndアルバムと、アルバムに未収録のシングル「Slugabed」でプロデュースを担当。
それと、発売が延びに延びたディスコグラフィー盤ですが、英国では既に発売されてるっぽいですね。
日本にも早く入ってこないかな。…なんて、期待してるのって自分だけですか?
確かに地味は地味なんですけど、良いバンドだと思うんだけどなぁ。

Monkhouse - Cakey Pig/Tune In/What D'Ya Mean
Damaged Goodsからリリースされた3作品でプロデュースを担当。
このMonkhouseは、Rejected Recordsからも3つほどリリースがありますが、そちらでは担当しなかったのかなぁ。
音の方はハードコアを織り交ぜたスタイルなんですが…少し退屈な感じ。あまりオススメはできません。

Ran - Demo
Ranは、Boss Tuneageからアルバムをリリースする予定があったのですが
結局、リリースがなされる事はありませんでした。遺憾を極めます。
そのアルバムの題名は「Beautiful Songs For Ugly Children」。
Snuffy SmileからリリースされたEPで、そのうちの4曲が聴けます。
このEPは結構前にリリースされた物なんですが、まだ新品で買えると思います。

Stokoe - Stokoe
新生LeatherfaceにはDickie Hammondは参加していません。
その理由を、インタビューで聞かれた時にフランキーは
意見の食い違いがあった事を仄めかすようなコメントを出しているのですが
この頃には、まだ良好な関係が保たれていたのかな。
なんだか、ワイドショー的なアレですが、Dickieとのギターの絡みは
解散前のLeatherfaceの特徴の1つであった訳ですから
そりゃあ、このくらいの詮索はしたくもなるってモノでして。

Snuff - Reach
このアルバムは何度も再発がなされておりまして、
その再発盤には何らかのボーナストラックがついています。
でも、テイチク盤を持ってる方もGolf盤を持っている方も是非、何らかの編集をして
「I Know What You Want」から始まり、幾多のハイライトを経て
「Sweet Dreams」で幕を閉じるオリジナル盤の流れを楽しんでみて下さい。
このアルバムがなかったら、プロデューサーとしてのフランキーに注目する事もなかったかも。
そんな意味でも、自分にとって本当に大切な一枚。

Wat Tyler - And They Call It Puppy Love/Tummy
UKメロディックにおいて、最も曲ごとの当たり外れが大きいバンドではないでしょうか。
でも、その当たりの曲は実に魅力的でして、自分は今日も山のようにあるリリースの中の1枚を購入する訳です。
ちなみに、当サイトの最終目標は、このWat Tylerのディスコグラフィーを掲載する事であります。

Take it back, it's too late to say those words.